〜本有引力〜

本と本がつながりますように

3月11日・12日 祈りの気持ちに寄り添ってくれる本を

f:id:jj_coba:20220309212837j:plain

来る3月11日(金)・12日(土)、私・さるうさぎブックスが、池上ブックスタジオのお店番に入ります。

偶然、3月11日を含むこのタイミングで2日連続お店番に入ることになりました。

 

お店番担当時には、自分の差配で中央のテーブルを使用することができます。

自分自身も大きな衝撃を受けた東日本大震災の日。自分が持っている本の中から、心静かに落ち着けるような本、祈りの気持ちにそっと寄り添ってくれるような本を、並べてみようと思います。

 

11年前の震災に関連して、皆さまの胸に去来することが多々あることでしょう。また、そのときにかかわらず、95年の阪神淡路大震災、その他の大きな災害、さらにはウクライナの戦禍のような現在進行系の出来事など、災害や悲しい出来事にまつわる悲しく苦しい思いが、皆さんの心の中にあることと思います。

 

そのようなとき、言葉の力はある意味で非常に微々たるものである一方、それでもどこか奥深いところで、私たちの気持ちを支えてくれるものでもあると思います。

 

この2日間は、2011年の震災を受けて、まずは私自身の心の支えとなってくれた本を並べてみたいと思います。

また、池上ブックスタジオの他の棚主の方々にとっての心の支えになった本も、併せてご紹介できるかもしれません。

 

なんとも漠とした企画ではありますが、そのテーマをきっかけに、「話をすること」自体が、いちばん大事なことなのではないかと思います。

 

そのときの、お互いの経験を共有することで、お互いの心を支え合うことができれば嬉しく思います。よろしければ、ぜひ足を運んでいただいて、それぞれの“あのとき”を共に語り合えればと思います。