〜本有引力〜

本と本がつながりますように

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸の「もんきり遊び」から、昭和のくらしへ

紙を折って、型を重ねてはさみで切って、開いてみると……なんとも美しい文様が表れます。 江戸時代の人々が楽しんだという「紋切り遊び」、それを「もんきり」というモダンなかたちで復活させたのが、御嶽山にある出版社・エクスプランテです。 「もんきり」…

心のなかの“言葉”を大切にする出版社ーーナナロク社

池上線と大井町線が交差する町・旗の台。この町に、一点一点、いつも魅力的な本をつくり続ける小さな出版社があります。ナナロク社 (そういえば、ゲンロン、コトノハ……と、池上線沿線の出版社にはカタカナ名が多いですね 笑) 豪快な、でもどこか遠くを見て…

魔法の庭のような、絵本のお店ーーティール・グリーン

3年ぶりのお会式で、特に万灯行列のあった昨夜は大いに盛り上がった池上から、ひとつ隣の駅へ。千鳥町には、まるで絵本や物語のなかに出てくるような、それは素敵な本屋さんがあるのです。駅から歩いて7分ほど。住宅街のなかに、板組のような白い壁と味わ…

隣町珈琲ーー本でつながる「共有地」

" data-en-clipboard="true">お会式前ということもあり、話が一気に池上に飛びましたが、改めて五反田側に戻って、荏原中延へ。今回ご紹介する話題は、本にまつわる人であり、場所であり、そしてそこからできた本のこと。 荏原中延駅と、大井町線・中延駅の…

3年ぶりの、お会式の前に

「お会式」を知っていますか?他所の土地の方にとってはあまりなじみがないかもしれませんが、池上のまちに暮らす人にとっては、一年で最も大きな行事のひとつと言ってよいと思います。池上のまちの顔でもある池上本門寺は、日蓮宗の大本山。「会式」という…

池上線には、「街の手帖」がある

池上線は、五反田から蒲田まで15駅、片道30分ほどでたどり着きます(もちろん追い越しをする急行なんてありません)。車両もわずか3両編成の、都内の列車ではとても小さな路線です。 そんなささやかな鉄道ですが、池上線にはなんとこの路線の名前を冠する雑…

「池上線 沿線“本”まつり」、本日から始まります

ノミガワスタジオのアベケイスケさんが、素敵なフライヤーを制作してくれました。 深い緑色は、往時の池上線の車両カラーですね。 本日13時より、池上ブックスタジオにてお待ちしております。 そして、今日はすぐちかくの古民家カフェ・蓮月さんにて、池上ま…